そんな矢先に助産師訪問の日を迎えたゆのさん。日頃の育児の悩みを相談したいと思っていた助産師訪問でしたが、想像以上に手厳しいアドバイスの連続に、心が折れてしまいます。
気持ちを切り替えて何とか過ごしていたゆのさんですが、夫の無神経な行動にイライラが募るばかりで……!?
和室の寝室化計画は進む気配もなく…
やる気満々で迎えた助産師訪問。ゆのさんは助産師さんに、日中のねんねでベッドに置くと起きてしまうことや、日中の授乳が2時間おきであることなどを相談しました。
すると……。
「満たされていないんじゃない? 」
「添い乳なら一緒に寝られるけど、巨乳さんじゃないもんね……」
日中ベッドで眠らないのは、授乳で満腹になっていないからではないかというアドバイスでしたが、ゆのさんは冷静に受け止めることができませんでした。
助産師さんの言葉が頭の中をぐるぐると巡っているうちに、助産師訪問が終了。結局、「いつかベッドで寝る」という励ましの言葉も、「今」の状況をどうにかしたいゆのさんは悶々としてしまいます。
それでも、ゆらちゃんを一番近くで見ている自分が頑張らないと!と、なんとか気持ちを切り替えました。
ソファで寝かしつけをしていると、夫の生活音で起きてしまうことがあるので、和室を寝室化したいと以前から夫に訴えているゆのさん。しかし、頼りにしている夫は動いてくれる気配もありません。
それに加えて、両耳にイヤホンをして動画を観ながらゆっくり食事をとる夫。いつ食べたかもわからないような自分との違いを感じ、黒い感情が沸き上がってきてしまいます……。
しかも、夫はゆらちゃんが寝ているというのに、大声で笑う始末。ゆらちゃんが目を覚まさないかヒヤヒヤしたゆのさんは、
「お世話を代わってくれないなら、せめてジャマしないで!」
と、心の中で叫ぶのでした。
赤ちゃんの生活リズムに合わせていると、ママの食事は後回しになりがちですよね。ゆのさんのように、ねんねしているうちに急いで食べたという経験がある方は多いのではないでしょうか。毎日とはいわなくても、ゆっくり味わいながら食べる時間が欲しいですよね。わかってほしいところですが、実際に自分の身に起きないと、家族であっても気が付かないのかもしれません。ゆのさんは、旦那さんに言葉にして相談してみる必要がありそうですね。
監修/助産師 松田玲子