しかしその後、川で見つかったゲーム機やタマオくんの不審な行動から、ジュンくんのお母さんとケイくんのお母さんは、タマオくんが関わっていると確信します。しかし、問いただしてもタマオくんは「証拠でもあるの?」と否定し続け、逆ギレまでする始末……。
自分たちだけでは対応しきれないと判断したジュンくんのお母さんが、学校の先生とタマオくんの保護者に相談すると告げると、タマオくんの顔色は一変。実はその場には、すでにタマオくんのお母さんが来ていて……。
謝るから親に言うのはやめて…



























知らぬ存ぜぬを貫くタマオくんの姿を目の当たりにし、タマオくんのお母さんは怒りをあらわにします。母親の前では言い逃れできず、タマオくんはとうとうゲーム機を盗んだことを認めました。
その後、自宅からは買った覚えのないおもちゃやカードがたくさん見つかり、タマオくんは両親と一緒に友だちの家を謝って回ることになります。当然、ジュンくんの家にも謝罪に訪れたタマオくん家族。ところがタマオくんは、反省しきれていない様子で「また遊びにきてもいい?」と口にします。
その言葉に、ジュンくんのお母さんは「いいわけないでしょ」とはっきり返答。こうしてタマオくんは、ジュンくんの家への出入りを禁止されることになりました。
◇ ◇ ◇
人の物を盗んだり、勝手に捨てたりすることは、どんな理由があっても許されることではありません。物を失うだけでなく、友だちからの信頼まで深く傷つけてしまいます。
一方で、子どもが問題行動を繰り返す背景には、寂しさや満たされなさが隠れていることもあります。だからこそ大人は、行動をきちんと叱ることと、その裏にある気持ちを見ようとすることの両方が大切です。
「どうしてこんなことをしたのか」を一緒に考えながらも、相手を傷つけた事実からは逃がさないこと。反省と償いに向き合わせる時間が、子どもが変わるきっかけになるのではないでしょうか。
あやかずさんの連載は、以下のInstagramからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
あやかず