その後の3人の関係は…
ジュンくんママが問い詰めても、知らぬ存ぜぬを貫き通すタマオくん。
その後、タマオくんのママにもきてもらい、タマオくんは自白しました。
タマオくんは友だちの家からおもちゃやカードなどをこれまでにもたくさん盗んでいたそう。事件発覚後は親とともに謝って回ったタマオくんですが、反省していない様子で「またジュンくんの家に遊びにいきたい」と言い出します。
しかし、ジュンくんママは断固として拒否。タマオくんはジュンくんの家の出入り禁止を親の前で言い渡されてしまいました。
その後、おもちゃやカードを盗んでいたことで、クラスメートからからかわれるようになったタマオくん。
そんな状況でもタマオくんはいつも通り学校に通っていたそうです。
信じていた友だちに裏切られたことで「ゲーム機はもういらない」とふさぎ込むジュンくん。
ところがその数日後、ジュンくんはゲーム機の代わりに、サッカーボールを買ってほしいとお願いしてきました。
そして、友だちと公園でサッカーをして遊ぶようになり、なんとそこにはタマオくんの姿もあったのです。
それからもタマオくんは小さなトラブルをときどき起こしていたようですが、大きないさかいもなく無事に3人は小学校の卒業式を迎えます。卒業式で将来の夢を発表する場面では「将来困っている人を助けたいから警察官になりたい」とタマオくん。
ケイくんママとジュンくんママは複雑な心境になりつつも、タマオくんの夢を応援するのでした。
おもちゃやカードを盗まれた側としては、もうタマオくんと遊びたくないと思うのが普通でしょう。ですがそれはそれ、これはこれと言わんばかりに、サッカーボールを一緒に追いかけられるのはやっぱり「友だち」だからなのかもしれませんね。
とはいえ、タマオくんがたくさんの友だちを傷つけた事実が消えるわけではありません。
警察官になりたいという夢を叶えるためにもこのことを決して忘れることなく、これからは周囲の人を大切にしていってほしいですね。