対策1:思い切って昼寝をする!
一番最初に思いついたのは「足りないなら足す」という考えから、昼間に睡眠を取って不足分を補うことです。仕事に余裕がある日は、しっかりと昼寝をすることに決めました。遮光カーテンでも完全に夜のようには暗くならないので、アイマスクをしてベッドに横になると、常に睡眠不足だからかすぐに眠ってしまいます。
日によってアラームを30分から1時間に設定したり、特に急ぎの用事がない場合はアラームをセットしないで寝られるだけ寝たりしていますが、正直、昼寝の効果には非常に驚かされました。
10分ほどで目が覚めるときもありますが、昼寝の後は頭も気分もスッキリサッパリ! 朝の目覚めとは比べ物にならないほど、心身共に疲れが抜けてエネルギーが補充された状態になっているのです。一度昼寝の良さを知ってしまったので、もう二度と昼寝なしの生活には戻れません。
対策2:寝る前のストレッチで心と体をリラックス
次に試したのは、ベッドに入る前10分ほどのストレッチです。特に参考にしたストレッチはありませんが、呼吸を整えながら、厚めのヨガマットの上で適当に体の伸ばしたい部分をストレッチしてみました。このときに気を付けたのは、勢いをつけてストレッチするのではなく、ゆったりした気持ちで一つひとつの動作に時間をかけながらゆっくりとおこなう点です。
普段凝りがちな肩や背中の筋肉、そして血行が悪くなりやすい脚や腰の筋肉、また首や手首など、その日によって動きは変えてOKとしました。時にはあお向けになって目を閉じ、眼球をゆっくりと円を描くように動かすこともあります。とにかく心と体をリラックスさせて安眠することが目的なので、ルールにとらわれないよう自由に体を和らげる時間にしています。
体内に滞っている毒素が外に出るようなイメージを頭に浮かべながらストレッチすると気分もさわやかになり、夜中に目覚める回数がグッと減りました。
対策3:スマホをやめて心が落ち着く音楽を聴く
スマホを使い始めてから、毎日寝る直前までスマホとにらめっこし続けてきました。体に良い影響を与えないことは明らかで、夜中に何度も目が覚めるという状態でも、なかなかその悪習慣をやめられませんでした。でも、これを機に深い睡眠を導くような行動に変える決心をし、眠りに入る前にスマホを見るのではなく音楽を聴くことにしたのです。
これもとても効果的で、部屋を真っ暗にして穏やかな音楽を聴いていると、まるで脳波に変化が表れるような気がしました。脳や心臓が落ち着き、体の状態が睡眠に無理なく入れる準備が整うかのようにリラックスできます。
音楽はクラシックや眠りを誘うようなゆったりとした流れの曲ならジャンルは決めずに聴いていますが、ボーカルは入っていない曲のほうが眠気を誘うようです。音楽を聴くようになってから深く眠れるようになったのか、朝のアラームが鳴る少し前まで一度も起きずに寝られる日もあるので大成功です!
まとめ
すべきことだらけの毎日なので、心も体もいっぱいいっぱいになりがちです。深く眠れず頻繁に目が覚めてしまう原因は、そんな状況の上に更年期が重なったこともあると思います。昼寝やストレッチ、そして寝る前の音楽は、毎日するとは決めていません。目的は睡眠不足の解消と安眠ですが、これ以上「しなければいけないこと」を増やすのは精神的にも良くないと考えて、できる日におこなうように決めました。
それぞれに大きな効果が見られ、またこの緩い取り組みに対する姿勢も、心身のバランスの調整に役立っています。健康で長生きするのが目標の私にとって、質の良い睡眠は必要不可欠です。今後も体の不調にはしっかりと向き合っていくつもりです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:よーさ
英語なんでも屋・ライター。長い海外生活で気付いたらストレートの髪が天パに。現在は夫と思春期の息子と南国に暮らす。40歳で老眼、50歳で白髪が増えホットフラッシュに苦しむ。仕事で不規則な生活なため運動不足解消に時々走ったり泳いだりする。甘い物が大好きで困っている。