夫に「もっとこっちの状況を気にしてほしい」「ゆっくり食事をとっている時間があるなら、1分でも早く寝かしつけが終わるように協力してほしい」「このままだと私、倒れちゃうよ!」など、ゆのさんは、モヤモヤしていた感情を夫にぶつけます。
必死の訴えに焦る夫は、なだめようとゆのさんに触れようとしました。けれどもゆのさんはその手を……!?
なだめようとした夫の手を…
できるだけ感情的にならないように話そうと思っていたのに、結局いろいろな思いが重なってしまい、号泣しながら夫に訴えることになってしまったゆのさん。そんな状況になって、やっとイヤホンを外して歩み寄ってきた夫。そして、涙を拭きながらゆのさんはあることに気づきます。
「そもそも、和室の寝室化が進んでいたら、こんなことも起きてないのでは? 」
自分だったら、スキマ時間を有効に使ってとっくに和室の寝室化を進めているのに……。そんな思いがこみ上げてきて、つい夫を責めるような物言いをしてしまいます。
わかったと言う夫ですが、ゆのさんはこれまでのことを考えると素直に受け止められません。なだめようとしてくれている夫を拒否してしまうのでした。
真剣に話をしているのに、相手がイヤホンをとってくれなかったらイライラしてしまいますよね。旦那さんが、ゆのさんの声に真摯に耳を傾けていたら、ゆのさんの感情がここまで爆発することもなかったはず。夫婦だと、つい許されると思ってしまいがちですが、親しい間柄だからこそ信頼関係を保っていくためにも、マナーを大切にしたいですね。
監修/助産師 松田玲子