こんにちは。ママライターの石原みどりです。わが家の長女は、障害を持っています。大変なことも多く、健常児よりも出費がかさむことがありますが、援助金を受けることができており、助かっています。今回は、その点についてお伝えしたいと思います。
県から支給される手当て
娘は、知的障害者に発行される「療育手帳」を持っています。都道府県により制度に違いがあるようですが、当方では手帳の等級により「特別児童扶養手当」を受けています。重度の場合は、月5万円程度の受給となります。
我が子は中度で、月3万円程度受給しています。支給は4カ月分まとめて後払い。特に連絡はなく、毎年決められた日に申請した口座に振り込まれます。なお、手当の受給には、障害福祉課に申請し、毎年更新手続きが必要です。
市から支給される手当て
健常児と同様、月1万円児童手当を受給しています。また同様に、医療費や薬代も中学生まで無料です。加えて、わが子は月7,000円、市から「心身障害児童福祉手当」を受けています。こちらも4カ月分まとめて後払い、口座振込みです。
過去に他県におりましたが、そのときは市からの支給はなかったので、とてもありがたく感じました。こちらは障害福祉課の窓口で紹介され申請し、更新手続きはありません。
障害児が通う施設や学校の費用
娘は現在9歳。幼児の頃は障害児向けの施設に通いました。「通所許可証」を障害福祉課で申請しました。所得に応じて支払上限額が決まっており、自営業のわが家は月5,000円程度でした。
現在は支援学校に通い、放課後デイサービスも利用しています。学校へは給食代など一旦支払い、所得に応じて一部還ってきます。また、学用品代も1年間に1万円還付されます。デイサービスは、幼児期と同様「受給者証」を取得し、上限額まで納めています。
療育手帳のことも手当のことも、病院などで教えてくれる機会はなく、同じように障害児を持つ友人から聞いて知ることができました。まずは市役所の障害福祉課に相談に行ってみるといいと思います。(TEXT:ママライター石原みどり)