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なんでも口に運ぶ赤ちゃん「ダメ!」を連発しないしかり方を

赤ちゃんがなんでも口に運ぶのは、未発達の視覚を味覚で補う「共感覚」のたまもので、本能のようなものだそうです。「ダメ!」を連発しないためには、まず「ダメ!」と言わないですむ環境づくりから。わが家では、危険な状況でない限り、しかるときにはなるべく「おだやかなトーンの声」で「具体的な言葉」で「言い聞かせる」ようにしています。

 

赤ちゃんが歩けるようになると、目に留まるものに手を伸ばして口に運ぶ姿に、思わず「ダメ!」を連発してしまう……というご家庭も多いのではないでしょうか?そこで今回は、赤ちゃんがものを口に運ぶ理由や、わが家で実践しているしかり方のポイントをご紹介します。

 

赤ちゃんがなんでも口に運ぶ理由は?

赤ちゃんは、テレビ台の上やリビングボードに飾られている小物類など、ありとあらゆるものに手を伸ばして、口に運ぼうとします。「どうしてなんでも口に運ぶの?」と少し不思議ですよね。

 

これは、赤ちゃんに備わっている「共感覚」という能力のたまもので、まだ視覚の未発達な赤ちゃんが味覚で情報を得ているためだといわれています。赤ちゃんがものを口に運ぶのは、いわば本能のようなもの。しかったからといって、直るものではないのだそうです。

 

まずは「ダメ!」としからないで済む環境を

何ごとも予防が大切です。まずは、赤ちゃんを「ダメ!」としからないで済む環境づくりからはじめてみましょう。 赤ちゃんの手が届く範囲に、口に入れられて困るようなものを置かないように心がけると、「ダメ!」の回数は劇的に減っていきます。

 

また、赤ちゃんは、引き出しを開けて中身を出すのも大好きですから、市販のドアストッパーなどを利用して、ケガや誤飲防止対策を取ることも大切です。

 

「ダメ!」を連発しないしかり方のコツ

もし、自分が毎日何かをするたびに大きな声で「ダメ!」と連発されて、しかられてばかりいたら、どんな気持ちになるでしょうか?とてもいやな気持ちになり、毎日が楽しくなくなりますよね。赤ちゃんでも同じことが言えるのではないでしょうか。

 

わが家では、命やケガの危険がある場合は別ですが、それ以外の日常のできごとについては大きな声で「ダメ!」としかることは避け、「おだやかなトーンの声」で「具体的な言葉」を使って「言い聞かせる」ようにしています。

 

 

やさしい言葉がけは、子どもの健やかな心を育んでくれます。頭では理解していても、つい大きな声で「ダメ!」としかってしまうことはよくありますが、そこでひと呼吸おいて、やさしく言い聞かせるというしかり方も実践してみてくださいね。(TEXT:ママライター恋瀬たまこ)

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