保育園の帰り道の出来事
歩いての保育園の帰り道。その日は、雨が降りそうなくもり空でした。当時私は息子が通っている保育園が、どうも私にも息子にも合わないようで悩んでいました。その日も先生から「あれができない、これもできない」と言われて、いろいろ考えながら帰っていました。
すると息子が「お母さんお空が泣きそうだね」と空を見上げながらひと言。私も空を見ると、今にも雨が降りだしそうでした。
私は息子に「ほんとだね、お空が泣きそう。早く帰ってごはんにしよう!」と返事をして、走って帰りました。退園を決意した日の出来事です。
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通っている保育園が「息子くんに合わないかも」と悩んでいたママ。保育園にもそれぞれの方針というものがあると思いますが、園児も生まれて間もない子どもなのですから、できないことがあって当たり前ですよね。保育園を辞めるというのは、生活習慣でも変わる部分が多く、とても大きな決断だとは思いますが、お子さんに合った保育園が見つかればいいですね。
著者:井上りさこ/40代女性・パート。
イラスト:マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています