羊水検査を受けてから結果が出るまでの間、過去に受講した心理学の講座の録画を見直していたあゆみさん。改めて、すべてを胎児に委ねるという覚悟が決まり、検索魔になることなく穏やかに過ごしていました。このまま結果が出る日を迎えると思いきや、娘が体調を崩して付き添い入院をすることに。慌ただしく過ごしながら、結果が出る朝を迎えました……。そして、事件は起こったのです。
息子が大量出血!?
羊水検査の結果は陰性でした。夫と結果を共有し、ホッとしていたそのとき……、目の前で息子が割れたコップを足で踏んでしまい、大出血してしまいました。結構な出血量に、病院へ連れて行かないと……とあゆみさんが思っている横で、夫は息子の不注意を責め続けます。
あゆみさんは完全に感情が暴走している夫はそのままにして、とりあえず止血をして息子を寝かせることを優先しました。
息子が寝たあと、夫から「よく失敗していた自分の姿と息子を重ねてしまい、怒りが止まらなくなる瞬間がある」と告げられます。それを聞いて、今回の態度も納得がいきました。
そして、これ以上夫を刺激しないよう、今回は夫に言わずに息子を病院へ連れて行くことに。しかし、思ったよりも傷の状態が酷く、入院して縫合することに。しかたなく夫に報告すると、夫はいつもよりさらにイライラしてしまうのでした。
まずは、羊水検査が陰性ということでホッとしましたね。これで、あとは元気な赤ちゃんを産むことだけに集中できるはずでしたが……息子くんの怪我が酷そうで、心配です。娘の体調不良、検査結果、息子の怪我と、いろんなことが立て続けに起きたあゆみんさん。残りのマタニティライフは心穏やかに過ごせるとよいですね。
監修/助産師 松田玲子