それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診では特に問題はなかったのですが、その翌朝、下痢のときのような腹痛に襲われてしまいます。その後、トイレへ行くと出血があり、「おしるしだ!」と困惑してしまったママぺいさん。すぐに陣痛アプリを起動させると、痛みの間隔の時間を入力します。
必死で痛みに耐えていたママぺいさんですが、次第につらくなってきたため、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めることに。さっそく動画の通り実践すると、「めっちゃマシになるやん!」と感動するのでした。
感動したのも束の間、痛みの波が襲ってきて…
ママぺいさんが痛みに耐えていると、
異変に気付いた旦那さんが、
「大丈夫?」と声を掛けてきました。
「病院行く!?」
「いえ、まだそのときではありませぬ」
ママぺいさんはそう答えたものの、
18時を迎えたころ、
ついに限界を迎えてしまいます。
そこで、次の痛みの波が来ないうちに
ママぺいさんはお風呂に入ることに。
しかし、洋服を脱いでいると、
ドゥルンという音とともに何かが垂れました。
恐るおそる下を見ると、床には
ブルーベリージャムのような血の塊が……!
「何か血の塊出たぁぁぁ」
突然の事態に思わず衝撃を受けるのでした。
このときママぺいさんは妊娠38週だったので、少しずつ出産に向けて体が準備を始めていたのだと思うのですが、突然痛みに襲われたり、体から出血があったりと、出産は本当に命がけだということが伝わってきますよね。赤ちゃんと会えるまでさまざまな試練が続くわけですが、ママぺいさんもなんとかその試練を乗り越えてほしいです。
監修/助産師 松田玲子