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どうしたらいい?1歳半過ぎからのまわりの子との関わり方

わが子が手を出した場合は、止めるより相手のお母さんと話をし、できる限り見守ります。手を出された場合も同様。そしてどちらの場合も必ず気持ちの代弁をします。噛んだり物を投げたりと、ケガの危険があるときや、相手の体格が大きい場合や赤ちゃんだった場合など、力に歴然とした差がある場合には止めに入ります。

 

遊び場などで気になる、まわりの子との関わり方。とくにトラブルがあったときはどんなふうに対処したらいいのか、悩んでしまいますよね。今回はそんな場面について、2歳が近付いてきたころから私が実践していることをご紹介します。

 

わが子が手を出してしまった場合

子どものケンカは、大人の口出しでは収まらない場合がほとんど。こんなときは、まず相手のお母さんと話をして、そのお母さんが大丈夫であれば少し見守らせてもらうようにしています。

 

ケガをする危険がある場合などは止めに入りますが、それ以外は子ども同士で決着をつけるのを待ち、その後、わが子にはどうしたかったのかを怒らずに確認。そして忘れずに相手の子の気持ちを代弁します。まだまだ言葉が出てこない時期、トラブルを防ぐことより、気持ちを言葉に変換してあげることを大事にしています。

 

相手の子が手を出してしまった場合

相手の子が手を出してしまった場合も、基本的には、見守るというスタンスで、子どもが訴えてきたら「いやだったね」「悲しかったね」など、気持ちを代弁するようにしています。相手の子にも、「痛かったよ」などを伝え、本人たちがその事態を実感できるような言葉がけを心がけています。

 

止めに入るのは、ケガをしそうな手出しや嚙みつき、力に歴然とした差があるなどの場合。おもちゃの取り合いなどは、私は経験してなんぼだと思っています。

 

子どもの手が出るのはどんなとき?

子どもが手を出すのは、「意地悪」ではなく、「気持ちを言葉で伝えられない」場合がほとんどだと思います。おもちゃを借りたいけれど言うよりとった方が早い、いやなことがあったけれどわかってもらえないから物を投げる……。そういう気持ちが行動になっていると思うと、トラブルを止めるより、気持ちを確認してあげることの方が大事だと思えてきます。

 

相手とうまくやっていく方法を体得できるのは、幼稚園に入ってからでも早いくらい!子どもたち同士で互いに育っていくと考え、一歩引いてわが子も相手の子も見守ってみるといいですよ。

 

 

トラブルの場面は、子どもが人間関係を学ぶ場でもあります。できる限り、子ども自身で体得してもらうために、ご自身とお子さんに合った「声かけ」や「フォロー」を見つけていけるといいですね!(TEXT:ママライター里川まちこ)

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