「部屋の鍵が開かない!」締め出されたママがとった行動とは!?
ある日、2歳と3歳の息子たちと3人でスーパーに買い物へ行きました。マンションの居住階に着いたところ、長男が「鍵を開けたい」と言うので長男に鍵を渡すことに。子どもたちは早く家で遊びたいようで、2人とも部屋の中へ。一旦荷物を廊下に置いて一息ついたとき、「ガチャン」と鍵が閉まる音が……。私は一瞬で青ざめました。わが家の鍵は閉めるのは簡単ですが、一度閉めると今度は開けるのが難しいタイプ。3歳の長男には難しく、室内から鍵を開けられません。私がなかなか家に帰って来ないため、息子たちは泣き出しました。
ひとりではどうしようもできないと思った私は、慌てて隣人・Aさんのインターホンを押します。事情を説明するとAさんは「すぐに管理人さんに連絡しましょう!」と言い、管理人に電話をしてくれました。しかし、「みなさんの部屋の鍵を持っていないので、鍵屋に連絡するしかない……」と言うのです。そのとき、ふとベランダの鍵を開けていることを思い出しました。Aさんの部屋に上げてもらい、ベランダの仕切り板から部屋に入ることに! 固くてなかなか破れない仕切り板でしたが、フライパンで強めに叩くとなんとか破れました。急いでベランダから部屋に入り玄関へ。子どもたちは無事でした。仕切り板を壊した弁償代はかかりましたが、何事もなくてひと安心です。Aさんには何度もお礼を言いました。
翌日、夫はホームセンターでドアストッパーを購入し設置。両手がふさがっているときでも、ドアが閉まらないよう対策。また、子どもには「勝手に鍵を閉めたらだめ」と伝えました。子どもといるときは、目を離してはいけないと痛感した出来事です。
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作画/ひのっしー
著者:神谷ひろこ
2歳と3歳の年子育児に奮闘中。男の子2人の世界にいつも振り回されている。