幼稚園が定める登園時間を、さい子先生のあじさい組だけ10分早めるということを言い渡された保護者たち。集団行動の練習として時間を早めると言い、モヤモヤした気持ちなるお母さんたちでした。
お迎えに行くと、手をケガしたちひろちゃんが現れます。心配している幸さんに話しかけたのは、隣のクラスのあかね先生で……。
担任の先生に懐かないのはなぜ?
隣りのクラスのあかね先生によると、ちひろちゃんの手のけがは、一緒に遊んでいるときに転んでできてしまったそう。きちんと消毒をしてくれ、謝罪もしてくれました。
あかね先生は子どもたちから人気の先生でちひろちゃんも大好き。幸さんがちひろちゃんに何をして遊んだのか聞いてみると、「あかね先生と遊んだ!」と言います。遊びもけがの対応も、担任のさい子ではなくあかね先生がしていることに、幸さんはモヤモヤした気持ちに。
その後、幸さんがさい子先生からのお便りを確認すると集団行動の重要性が書かれていました。翌日から、いつもより早めに登園することになった幸さん親子。登園したちひろちゃんがうれしそうに走って向かった先はあかね先生です。そんなちひろちゃんを見たさい子先生は気に入らない様子で、「あじさい組はこっちでしょ! 早く用意しましょうね」と言い、気まずそうにするあかね先生でした。
その日の夜、ちひろちゃんに何をして遊んだのか聞くと、「遊んでない」と驚きの回答が。詳しく聞いてみると、ずっとハンドベルの練習をしていたと答えるのでした。
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子どもが担任の先生ではなく、別のクラスの先生に懐いているという点で、保護者は心配になるかもしれません。ハンドベルの練習も大切ですか、もっと子どもたちをのびのびとさせてあげてほしいですね。