銭湯デビューした娘たち
5歳と4歳の娘は、最近初めて銭湯に行きました。家より広くていろいろな種類があるお風呂に足を伸ばして伸び伸び入れるため、娘たちはとても感動していました。
そのときは時間が限られていたので早めに上がってしまったのですが、とても楽しかったようで「他のお風呂にも入りたい!」「サウナにも挑戦してみたい!」と大興奮でした。
銭湯に行った日から、娘たちは「大きいお風呂に行きたい! 大きいお風呂に行きたい!」と毎日のようにお風呂のことを話しているので、後日3人で家の近くの銭湯に行く計画を立てることに。
約束の日に生理が…
家の近くの銭湯は、初めて行った銭湯よりも充実した施設だったため、娘たちに「前行ったところよりもたくさんお風呂があるよ」「くつろぎスペースには絵本やおもちゃがあるんだよ」と、さらに盛り上がるような話をして、早く約束した日にならないかとワクワクしていました。
しかし、よりによって約束した日の朝、私は生理になってしまったのです。生理予定日より2日ほど早く、「生理になる可能性のある日は避けて予定を立てたつもりだったのに」と自分でも驚きました。
銭湯に行けない理由
約束していた日を娘たちはとても楽しみにしていたので、「お風呂に行けない」と伝えるのは正直気が重かったです。タンポンを使用して行くことも考えましたが、私はタンポンを使って温泉施設に行くのにすこし抵抗があったため、娘たちに事情を話して延期してもらうことにしました。
「今日、ママは血が出る日になっちゃって、お風呂に行けなくなってしまったの。本当にごめんね」と伝えましたが、案の定、娘たちはショックな様子で……。
長女は泣きそうになりながら「家のお風呂は血が出る日でも入るじゃん!なんで銭湯には行けないの?」と言って、どうしても行きたいの一点張り。
次女は「お風呂に行けないのは残念だけど、ずっと行けないわけじゃなくて今日だけだよね?」と嫌々ながらも納得している様子でした。私は長女をなだめながら「お風呂はみんなが使うところだから、ほかの人に迷惑をかけないように、血が出る日は入らないほうがいいんだよ」と話しました。
その後、長女と次女にお詫びでお菓子を買ってフォローしました。私の生理が終わってから銭湯に行きましたが、楽しみが延期になった分、娘たちはとても楽しんでくれたのでよかったです。
後日、銭湯に行くことができましたが、当日は娘たちをガッカリさせてしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。次回は、前もって予定を立てておくのではなく、生理ではない日に「今日は銭湯に行こう!」と提案してみようと思います。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
イラスト/まっふ
監修/松田玲子
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