「使って〜」→ええっ！職場の先輩からまさかのプレゼント。中身を見て感動したワケ

 

 

中学生のころ、周囲に生理だとバレることが恥ずかしいと感じていた私。

 

トイレに行くときに大きなポーチを持っていくと、生理中だと宣言しているようなものだと思い、ナプキンを入れられるポケット付きのショーツをはいていったり、小さな巾着に1枚ナプキンを入れて制服のポケットに忍ばせておいたりと、試行錯誤していました。

 

今思えば隠す必要はないのに、当時は生理を隠すためになぜか必死だったのです。 

 

それから数年後、私は社会人になりました。そして、何のお祝いだったかは忘れてしまったのですが、ある日同じ課の先輩にプレゼントをいただいたのです。

 

中身を見てみると、それは一見するとハンカチのような「ナプキンポーチ」でした。それを見た瞬間、中学生のときに生理中だとバレないよう試行錯誤していた日々を思い出して「私が中学時代に欲しかったのはコレだ！」とハッとしました。

 

ハンカチとして使うこともできて、ポーチほどの厚みや大きさはありませんが、ナプキンは1〜2枚ほど収納できるようで、これを使えば周囲に生理だとバレることもありません。

私が中学生のころにもハンカチのようなナプキンポーチがあったかはわかりませんが、もし出合っていたら絶対に購入していたと思います。私には息子しかいないのですが、5歳になる姪がいるので、初潮を迎えて、私と同じように「学校で周囲に生理だとバレたくない」と思うのであれば「こんなものがあるよ！」と教えてあげたいと思います。

 

 

生理中だとバレるのが恥ずかしいという気持ちが勝り、中学生のころは生理を隠そうとしていました。こんなに便利なナプキンポーチがあると知っていたら、ずいぶんと気がラクだったと思います。これから使ってみるのが楽しみです。

 

著者／鬼頭いちか
イラスト／まっふ
監修／助産師 松田玲子