3,463名の名前を調査した5月生まれ女の子の名前ランキングより、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介いたします。
1位 翠(主なよみ:すい)
1位に輝いたのは「翠」。5月の名前ランキングでは3位でした。2022年名前ランキングでは19位に入っており、2021年の55位から大きくランクアップした大注目の名前です。
「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。
2位 葵(主なよみ:あおい、あお)
2位は「葵」。5月の名前ランキングでは4位で、2022年の名前ランキングでは3位と、近年大人気の名前です。
「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。花の名前を用いた、レトロネームの一つでもあります。
3位 凛(主なよみ:りん)
「凛」が3位にランクイン。5月のランキングでは5位、2022年・2021年ともに女の子の名前ランキング2位と、近年のトレンドネームの一つです。
「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由です。
4位 鈴(主なよみ:すず、りん)
4位は「鈴」。2022年の名前ランキングでは64位でしたが、5月の名前ランキングでは7位。今年のランキングに注目です。
「すず」も「りん」も特徴のある響きで、可愛らしく華やかな印象になるレトロネームです。女優の広瀬すずさんが同じよみで活躍されています。
5位 杏(主なよみ:あん)
5位にランクインしたのは「杏」。2022年の名前ランキングでは24位、2021年の名前ランキングでは15位にランクインしています。
「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字です。同名では女優の杏さんが活躍されています。
5位 紬(主なよみ:つむぎ)
同率で5位に入ったのは「紬」。年間名前ランキングで2022年は8位、2021年は1位と近年人気の高い名前です。
「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームです。
5位 菫(主なよみ:すみれ)
さらに同率で5位に入ったのは「菫」。2022年の名前ランキングでは100位以下でしたが、今年はランクアップが期待されます。
紫や白などの可憐な花を咲かせる「菫」。「誠実」「謙虚」「ささやかな幸せ」といった花言葉があることから、女の子の名づけに人気です。「菫」もレトロネームの一つです。
8位 詩(主なよみ:うた)
8位の「詩」は、2022年の名前ランキングで5位にランクインしており、2021年の22位から大幅にランクアップした、今注目の名前です。
「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった親御さんの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみが魅力的なレトロネームの一つです。
8位 凜(主なよみ: りん)
本ランキング1位の「凛」の旧体字である「凜」が、同率で8位にランクイン。2023年5月の名前ランキングでは30位にランクインしています。
「凛」と同様、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になりますように」という願いが感じられる名前です。
10位 桜(主なよみ:さくら)
一文字ネームの10位は「桜」という結果に。2023年5月の名前ランキングでは42位に入っています。
「桜」は日本の春を象徴する花。そのため例年春生まれの女の子に特に多く名づけられる名前です。同名では、女優の安藤サクラさんが同じよみで活躍されています。
女の子の「一文字ネーム」人気ランキングTOP10では、「葵」「鈴」「紬」「菫」「詩」といった「レトロネーム」が多くランクインしていました。これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考にしてみてください。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2023年5月1日(月)~5月25日(木)
調査件数:3,463件(女の子)