産後の写真に少しでもマシな姿で写りたい
これは、私が第2子を出産したときのお話です。産後すぐに、生まれたばかりの第2子と立ち会う予定の夫と3人で写真を撮りたいと思っていました。でも私は自然分娩の予定なので、きっと陣痛で疲れ切ってひどい顔になってしまうに違いない……。しかも、夜に陣痛が来てしまった場合はすっぴんで出産に臨むことになります。私は「産後の写真は、少しでもマシな姿で写りたい」と思っていたのです。
そこで、出産予定日1週間ほど前にまゆ毛サロンに行き、自分の理想の雰囲気を伝え、その雰囲気と私の骨格を考慮したうえで、シェーバーでまゆ毛の形を整えてもらいました。まゆ毛が整っているだけで、すっぴんでもいくらかマシな顔になったことに安堵したのを覚えています。そして、私は出産予定日当日の夜中に、破水から陣発して第2子を出産。
分娩時間は3時間程度でしたが、汗もかくし、体力も使うしで、ヘトヘト。出産後すぐに、私と立ち会ってくれた夫と第2子の写真を助産師さんがスマホで撮ってくれました。その写真の中の私は、まゆ毛が整っていたおかげか、自分で想像してたほどひどい顔には写っていませんでした。
結局、産後の入院中も毎日すっぴんで過ごしていたのですが、コロナ禍前だったので毎日のように義家族や親戚がお見舞いに来てくれました。そのたび、自分の顔を気にすることなく面会することができたので、出産前にまゆ毛サロンに行ったことは、私にとって大成功でした。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:吉川 みきな
14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。