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育児をしながら親も成長する。子育て発表会で感銘を受けたこと

病気のことなので詳しくは触れていませんが、右手が動かないハンデを持ったわが子とどう向き合っていくか。親の心情やメンタルの強さが感じられる内容でした。子どもは現在2歳。親の心配をよそに、楽しく過ごしているそうです。すぐ誰かに助けてもらうのではなく、自分でなんとかしようという気持ちを大切にしてもらいたいです。

 

こんにちは。ママライターの田中由惟です。PTA連絡協議会が主催する「子育て発表会」に参加してきました。子育てに関する体験を聞けるいい機会で、共感することが多々ありました。そのなかでも、とくに感銘を受けた内容があったので、ご紹介したいと思います。

 

子どもの障害と向き合う親の姿に感動

とくに印象的だったのが、子どもが右手に障害を持って生まれたというお話でした。病気のことなのでくわしくは触れていませんが、右手が動かないハンデを持ったわが子とどう向き合っていくか、親の心情やメンタルの強さが感じられる内容でとても感銘を受けました。

 

生まれた直後に分かった右手の障害。新生児室へ行くと、どうしても周りの赤ちゃんと比べてしまったといいます。必ずしも五体満足で生まれてくる補償はないと痛感したのだそうです。

 

ハンデを補うために持って生まれた明るさ

右手が動かないことが当たり前に過ごしてきた子どもは現在2歳。本人は親の心配をよそに、あっけらかんとして幼稚園で楽しく過ごしているそうです。性格は明るくてしっかりもので、手がかからないのだとか。

 

それをママは「わが子の性格は右手のハンデを補うために持って生まれてきた」と発表されていました。続けてこう言います。子どもを育てるうえでいちばん考えていることは、構いすぎないこと。放っておく意味ではなく、見守ることだとおっしゃっていました。

 

子育てをするうえで大切なことを教わった

すぐに誰かに助けてもらうのではなく、自分でなんとかしようという気持ちを大切にしてもらいたい。そんな親の気持ちに感銘を受け、涙が止まりませんでした。

 

転んで泣いていても、わが子にすぐに手を貸さないのだそうです。立ち上がるまで見守り、「痛かったね。でも自分でちゃんと立てたね」と褒めるのだとおっしゃっていました。もちろん周りに助けてもらわないといけないこともありますが、工夫して乗り越える経験もさせたいという親の考えに感心させられました。

 

 

右手にハンデを持って生まれた子どもと過ごすなかで、親自身もたくさん学ぶことがあると発表されていました。その姿は強く、明るく輝いて見えました。私が日々感じている悩みさえ、幸せなことだと感じた体験でした。(TEXT:ママライター田中由惟)

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