育児書を読んでいたら…
自分の子育てに自信がなかった私は、子育ての参考にしようと1冊の育児書を購入しました。
その本には、子育ての参考になるようなことがたくさん書かれていて、読み進めるうちに、ある一文が目に止まりました。それは「感謝の気持ちは子どもに伝わっているようで、なかなか伝わっていない」というもの。
この一文を見たとき、私はハッとしました。「これは子どもに対してだけでなく、夫婦関係においても同じことが言えるのではないか」と思ったのです!
何度も「ありがとう」を伝える
普段から、夫が家事や育児をしてくれたときには「ありがとう」「助かるよ」など、感謝やねぎらいの言葉を伝えるようにしていた私。しかし、その育児書には「感謝やねぎらいの言葉は、時間や場所を変えて繰り返し伝えたほうがよい」と書かれていて……。
要するに「感謝の気持ちは、相手に繰り返し伝えることでやっと伝わる。そのため、そのときに1回だけ伝えるのではなく、時や場所を変えて何度も伝えたほうがいい」ということでした。
これまで夫に「ありがとう」と1回伝えたら、それで十分伝わっていると思い込んでいた私ですが、「もしかすると、今までのやり方だけでは、感謝の気持ちが伝わっていなかったのかもしれない」と思うように……。
それ以降、夫への感謝やねぎらいの言葉は繰り返し伝えるようにしました。
夫にある変化が!
私がおこなったことは、育児書に書いてあったアドバイスの通り「夫が家事や育児などをしてくれたら、時や場所を変えて何度も感謝を伝える」ということです。
まずは、その場で夫に感謝の言葉を伝えます。そして、食事の時間にも「さっき〇〇してくれて助かったよ。ありがとね」と伝え、子どもの前でも「さっきお父さんが〇〇してくれて助かったよね」と感謝の言葉を口にします。
さらに、感謝の気持ちを伝えるのはその日だけではありません。翌日、夫と顔を合わせたときにもう一度「昨日〇〇してくれて、ありがとう」と伝えていました。
すると、夫の気持ちにも何か変化があったのか、私が家事や育児をしたときに夫からも「ありがとう」という言葉が聞けるようになったのです!
何度も感謝の言葉を口にしたことで私の気持ちが伝わり、夫の言動にも変化があったのかなと、私はうれしくなりました。
1つのことでも「ありがとう」と繰り返し伝えることで、夫からも感謝の言葉を聞けるようになりました。育児書で夫婦の関係がよくなるなんて思ってもみませんでしたが、思わぬところからヒントを得られてよかったです。これからも夫や子どもに感謝の気持ちを伝えていこうと思っています。
著者/nanoka22
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