わが家の息子は、おなかにいるときから活発。2歳ごろには走るスピードが速くなり、追いかけるのがやっとでした。世話が焼ける息子ですが、活発さを生かしてスポーツ好きな子に育てたい。そう思い、わが家で行った「運動遊び」をご紹介します。
初めてのキャッチボール遊びはコレ
2歳前後の子どもとキャッチボールをするのも難しいところ。そこでまず、バレーボールくらいの大きさのやわらかいボールを用意しました。よく跳ねるボールがおすすめ。
一度ワンバウンドさせてから、息子にキャッチさせました。ボールを投げてキャッチすることが難しくても、コレなら息子もやりやすいようでした。キャッチできることがうれしいのか、繰り返し遊ぶ息子の姿が忘れられません。
ボールを股に挟んでジャンプ遊び
小さめのボールを、股に挟んでピョンピョン跳ねて遊びます。あまり大きいボールだと難しいので、体格に合ったボールで行います。大人もやってみると、案外難しい。地面に線を引いて「ここまで行けたらゴールね!」と言って盛り上がりました。
最初はボールがすぐ落ちてしまい、かんしゃくを起こすこともありました。しかし、それは自分ができないことへのイラ立ち。悔しさをバネに、何度もチャレンジしていましたよ。
マネっこ遊びでバランス感覚を養う
子どもは、マネが大好きですよね。私はよく「コレできる?」と誘って見本をみせました。たとえば、片足でバランスをとる遊び。股を開き、体を斜めに傾けて静止します。右斜め前や左斜め前など、いろいろなバージョンを楽しみました。大人でも足がプルプルするほど筋力を使うので、あくまで無理のない範囲内で。
また、昔遊びで有名な「けんけんぱ」もおすすめです。地面にマルを書いてジャンプして進む。思わず童心に返っちゃいますね。
幼いころから運動を意識した遊びや習いごとを始めると、運動能力だけでなく体が元気になることを実感しています。現在、息子は6歳ですが、めったに病気をしません。そして、スイミングでは100mを泳ぐまでに成長しておどろいています。(TEXT:ママライター田中由惟)