ふたりの言い争いに割って入ったのは、サラちゃんとつむぎちゃんでした。「ママのこと叩いちゃダメ」「私たちと一緒に遊べば、楽しくなるよ!!!」そう健気に訴える子どもたちの姿に、「一緒に遊んであげる」とリカさんは了承。
怒りに震えていたはなさんもクールダウンしたころ、つむぎちゃんは、サラちゃんが売り物をお金を払わずに持って帰ってしまったことを思い出します。
はなさんが説明し、状況を把握したリカさん。商品をお店に返しに行こうとするはなさんを止め、「いいよ、うちの子がしたことでしょ!?」と、商品を受け取ります。そして、「帰ってくるまでふたりはウチで遊んどきな」と言葉を残し、お店に向かいました。
一瞬、はなさんのほうを振り返ったリカさんの目には、うっすらと涙が。残されたはなさんは……。
数分前の自分に恐怖!
「私、さっきリカさんのこと殴ろうとしたよね!?」
リカさんに物申しに押しかけた際、勢いで手を上げそうになったことを思い出したはなさん。
「怖い怖い怖い怖い! 自分が一番、法に触れるところだった」
はなさんが、怒りに任せてリカさんを殴ろうとしてしまったことを反省していると、サラちゃんが「おうち入ろ?」と声をかけてきました。
「リカさんの家、初めてかも……」
「いいのかな」と恐る恐るリカさんの家にお邪魔したはなさん。足を踏み入れひと言……。
「散らかってんなー……」
はなさんは、荒れ果てた部屋の光景にあぜんとするのでした。
思わず手が出てしまいそうになるほど、リカさんに激怒していたはなさん。しかし、はなさんが反省したように、どんなことがあっても手を出すのはご法度です。リカさんのしたことは簡単に許せることではありませんが、我に返り反省できたはなさんは、とても大人ですよね。
皆さんは、思わず手が出てしまいそうなほど、怒りに誰かに怒りを覚えた経験はありますか?