里帰りしたのにゆっくりできない!?
実家へ里帰りした私は無事に出産。産後は体をしっかり休めるために1カ月実家にいたいと、夫と義母に話し納得してくれました。しかしその後、義母から毎日「今日伺ってもいい?」「近くまで用事で来たから寄らせてほしい」と連絡が。丁寧に断っていたものの、毎日約3時間おきに来る義母からの連絡にうんざりしていた私は、連絡を無視することに。
翌日のお昼過ぎ、インターホンへ出てみると「連絡がないから心配で来ちゃった! 赤ちゃん見てあげるから、ゆっくり寝ていなさい」と、いきなり実家に上がった義母。義母は興奮すると周りが見えなくなるタイプで、孫が生まれてからは暴走していました。手も洗わないまま、「ばあばが来たよ~」と息子を抱こうとする義母。とっさに「やめてください!」と叫び、私が抱っこしました。息子を生んだ時期はコロナ禍。外出ばかりしている義母に触られるのが嫌で、つい声を荒らげてしまいました。「お義母さんは休んでと言いますけど、毎日連絡してきて休めると思いますか? 手も洗わずに抱っこして……この子が大切じゃないんですか!?」と号泣し、今までたまっていた気持ちを吐き出し、義母にしゃべらせる暇もなく、帰らせてしまいました。
翌日に夫は義母を連れて謝りに来てくれました。「ごめん、俺がもっときつく注意しておけばよかった」と謝る夫。夫にも毎日のように「赤ちゃん見に行っていいかしら」としつこく言っていたようです。少し気持ちが落ち着いた私は「お義母さんの孫に会いたいという気持ちもわかっているつもりです。でも、里帰り中はそっとしておいてもらえないでしょうか」と伝え、「昨日は私も言いすぎました。ごめんなさい」と謝罪。義母は「孫に早く会いたくて、周りが見えなくなっていたわ……。産後のしんどさは私もわかっていたはずなのに、本当にごめんなさい」と謝ってくれました。
義母から頻繁に連絡がきていた時点で、夫に相談するべきでした。その後、夫とは「義母にどう伝えるか」を話し合い、間に夫に入ってもらいながら、適度な距離を保っています。
著者:高橋くるみ/30代女性・主婦。2歳の男の子を育てるママ。元気すぎる息子との日々に奮闘中。趣味はYouTubeやNetflixを観ること。
作画:yacco
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています