今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。
しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、
・支援教室で好きな図工だけ受けないか
・1日1時間でも保健室登校するのはどうか
・スクールカウンセラーに相談してみてはどうか
といろいろな提案をしてくれました。
お互い悪気はないものの話がすれ違ってしまい、結局、肝心な適応教室に関する話ができなかったことに帰路で気づいたマミヤさん。
「私の話、全部うやむやになってたよね……!?」と混乱してしまい……。
お互いに話したい内容が違った…!?
※訂正:(誤)行かないと行けない→(正)行かないといけない
先生たちとの話し合いを振り返るうちに、そもそもお互いに話したい内容が違ったということに気づいたマミヤさん。
「親がいない状態でも自分で考えて立ち回ること」を経験させたいマミヤさんは、登下校の付き添いはしても、学校での活動中まで付き添うことはしないと決めていたそう。
だからこそ、「学校が合わないのであれば、娘が集団の中でも頑張れるところを探そう」と次の行動を考えていたのです。
しかし、学校側は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。
「集団に入れないのにどうして?」「そこまでして行かないといけない?」など考え、マミヤさんはひとり悶々としてしまうのでした。
SNSのコメント欄には、
「無理してまで学校に行なければならないのでしょうか?」
「学校だけがすべてではないけど、集団生活の中で学んでほしいこともあり……。難しいですね」
「給食を食べてきてほしいと、親のエゴが入ってしまうこともあります」
など、不登校当事者・親・学校関係者等、いろいろな立場の意見がありました。
子ども一人ひとりの個性も違えば、その子に合う環境も違います。正解がない問題だからこそ、試行錯誤しながら前を向いて動いていくしかないのかもしれません。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。