今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。
しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、
・支援教室で好きな図工だけ受けないか
・1日1時間でも保健室登校するのはどうか
・スクールカウンセラーに相談してみてはどうか
といろいろな提案をしてくれました。
面談を終えたマミヤさんが、そのことをしぇーちゃんに報告すると……。
何なんだ!あの四角い建物は!
※訂正:(誤)学校へ気持ち→(正)学校への気持ち
面談では不登校について話をしたものの、すぐには先生方に受け入れてもらえなかったことをしぇーちゃんに伝えると、「学校は本当にいるのが大変なんだ!」と怒りながら教えてくれました。
内に秘めていた怒りを出すのはいい傾向と思い、否定せず聞いていたマミヤさん。
しぇーちゃんに、「ママも私が学校へ行ったほうがいいと思っているでしょ?」と質問され、再度「親のために学校に行く行かないを選択しなくていいよ」と伝えました。
また、「学校へはもう行かない」とマミヤさん自身の気持ちを切り替えるため、そしてしぇーちゃんを不安がらせないためにも、家にあった学校給食の献立を処分し、GPSを解約したのでした。
しぇーちゃんの選択に対して、決して否定せずに寄り添うマミヤさん。
学校でとても頑張っていたしぇーちゃんにとって、自分を理解して受け入れてくれるお母さんがいる家は、すごく安心できる場所なのでしょう。親はいつでも、子どもにとっての安全基地でありたいものですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。