私は赤ちゃん連れで、車を運転して長距離を移動する機会が何度もありました。途中で赤ちゃんが泣かないか気にしながらの運転は、なかなか大変です。当時、赤ちゃんのために私が工夫したことを紹介します。
低月齢のころは「おなかいっぱい作戦」
わが子が低月齢の赤ちゃんのころは、揺れ心地がいいのか、車に乗せると寝てしまうことがほとんどでした。そのころ気を付けたことは、おなかをいっぱいにしておいてあげること。それからおむつを替え、車に乗せると、寝てしまうパターンがほとんどでした。たまに泣くこともありましたが、しばらく車を走らせると寝てくれたので助かりました。
また、チャイルドシートは後部座席に後ろ向きで取り付けていたため、後ろの窓に鏡をつけ、赤ちゃんの顔が見えるようにしておくと、様子を確認できておすすめです。
生後7カ月前後は「童謡を楽しむ作戦」
生後7カ月ごろになると、赤ちゃんが起きている時間も長くなってきて、車に乗せても寝てくれないことが多くなってきました。そのころもやはり車に乗せる前におなかをいっぱいにしておいてあげることが第一でした。
そして、車内では童謡などの赤ちゃんが喜ぶ音楽をかけ、一緒に歌ったりして過ごしました。赤ちゃんもあまり泣かずにご機嫌を保つことができました。時間が経つと、そのうち眠ってくれるパターンが多かったです。
1歳ごろは「おもちゃ(奥の手でお菓子)作戦」
1歳ごろになると意思もはっきりとしてくるので、チャイルドシート自体に乗りたがらないことが多々ありました。そのため、100均で購入した磁石式のお絵かきボードなどのおもちゃを手に持たせて、おもちゃに目が向いているすきにチャイルドシートに座らせるようにしていました。
わが家の場合はお絵かきボードでしたが、自宅では使わない車用のおもちゃを決め、車の中だけのお楽しみとして目新しさを出すといいですよ! また、泣いてしまってどうしても泣き止まない場合は、奥の手として卵ボーロなどのお菓子を与えると落ち着いてくれました。
何をしても泣きやまず、途中で車を止めねばならないこともありましたが、わが家の子どもたちはご紹介した方法で長距離移動を乗り切りました。車で長距離移動をしなえればならないママやパパは参考にしてみてくださいね。
著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。