つわりの中でのワンオペ育児がつらすぎる!
長男が年長の冬に妊娠が判明。妊娠7週目に入ると急につわりがひどくなり、強い吐き気が……。当時、夫は仕事が忙しく、朝7時に家を出て、帰ってくるのは早くても20時。朝から夜までひとりで育児と家事をしていました。次第にその生活が苦になり「妊娠をやめたい……」と思うほどメンタルがボロボロに。ある日、つわりに耐えながら夜ごはんの準備をしていたのですが、突然涙が止まらなくなりました。
そんな私を見て、長男は驚き「ママどうしたの?」と声をかけてくれます。そこで初めて「おなかに赤ちゃんがいるんだ」と妊娠していることを報告。理解できていない様子の長男に「もうすぐあなたはお兄ちゃんになるんだよ」というと、「え!? やったー!」と大喜び。そして「おなかに赤ちゃんいるなら休んでていいよ!」と言う長男。「でも夜ごはんを作らないと」と私が言うと、料理をしたことがないのに「僕が作ろうか?」と言ってくれました。作るのはまだ難しいので「夜ごはんを買ってきてってパパに電話してくれる?」とお願いすることに。
その日、夫はいつもより少し早く帰宅し、ごはんを買ってきてくれました。長男はごはんを食べながら「僕、お兄ちゃんになるんだ! だからママのことも助けるんだ!」と得意気に言います。そして夫も「つらいときは何か買って帰るから連絡してね」と言ってくれました。無理していたことに気づいた私は、家事をほどほどにすることに。つらいつわりの期間でしたが、長男と夫に支えられながらつわりを乗り越え、元気な次男を出産することができました。
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作画/Pappayappa
著者:三木佳織
3人の子育てに奮闘中の30代ママ。趣味はドライブで、休日はいろいろな場所へ家族みんなで出かけている。
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