順番に体調を崩す子どもたち
私には中学生の子どもが1人と、未就学児の子どもが2人います。夫は夜勤のある職種で、日勤の日なら有給休暇を取りやすいのですが、夜勤の日は配置人数の関係で有休を取ることが難しく、夫が夜勤の日に子どもが体調を崩してしまうと、仕事の休みをもらうのは必然的に私の役割になってしまうのです。
先日、子どもたちが順番に胃腸炎にかかってしまい、私は仕事を1週間ほど休むことになってしまいました。休み明け、私が職場のスタッフに「たくさんお休みいただいて、すみませんでした」と一人ひとりに声をかけると……。
職場の大先輩ママからの言葉
大学生と社会人の子どもを持つ50代の女性スタッフが「子どもちゃん、大丈夫? ずっと看病も疲れるよね、お母さんのほうが疲弊しちゃって……。〇〇さんは体調大丈夫?」と気遣ってくれました。
さらに、「申し訳ない気持ちもわかるけど、これは小さい子どもがいながら仕事してるお母さん、みーんなが通る道だから! 〇〇さんだけじゃなくてね。今だけよ、今だけ。だから一緒に頑張ろう!」と言ってくれたのです。
私は思わず泣きそうになりながら「そう言っていただけて、気持ちがラクになりました。ありがとうございます」と伝えました。
子どもの体調不良で仕事の休みをもらうことに関して、大きなお子さんがいる子育ての大先輩から「働くお母さんの誰もが通る道」と言ってもらえたことや、私自身の体調を気にかけてくれたことが、とてもうれしかったです。これからも、子どもの体調不良で私がお休みをもらうことはあると思いますが、くじけずにがんばろうと思えた出来事でした。
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作画/キヨ
著者:吉川 みきな
14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。