同居生活が始まってからも嫁姑トラブルはなく、隣人・文子さんとも良好な関係を築いていた雅美さん。
しかし、文子さんの夫が末期の肺がんを患い他界。そして夫を亡くし、ひとりになった隣人の変化に愕然することに……。
隣家からの不穏な空気
文子さんの夫の葬儀から数週間後、義母が文子さんの家へ行くと、ガリガリに瘦せてしまった文子さんの姿が!
ひとりでは何もやる気がおきないという文子さんために、雅美は急いで食事を作り、「毎日ご飯を持ってきますから一緒に食べましょう!」と、義母とともに文子さんを励ましました。
その後も、義母は文子さんの家に毎日食事を届けましたが、次第に隣家の庭は雑草まみれになり不穏な空気が漂い始めたのです。
ある日、雅美さんは外出する文子さんを偶然見かけ声をかけましたが、文子は無言で振り向いただけで、返事もせずに立ち去ります。
雅美さんは少し変だなと感じつつも、「外出できるようになって良かった」と、ひとまず安心したのでした。
パートナーを亡くした喪失感は、はかり知れないものでしょう。何もやる気が起きず食事もとれなくなる場合も多いと聞きます。現実を受け入れて元の生活に戻るには時間を要しますが、少しずつ乗り越えていけるといいですね。
雅美さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:沢村さち子
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