突然の出血にビックリ
私は普段の生理周期が35日前後と長めで、遅れることはあっても生理が早まることはほとんどありません。生理痛のような腹痛や体のだるさを感じると「そろそろ生理かな?」と思うのですが、実際に生理がくるまでは数日かかります。生理前の症状はつらいものの、事前に生理のタイミングがわかるので心の準備ができていました。
しかしある日、トイレにいくと何の前ぶれもなくドロッとした血のかたまりが出てきたのです。生理予定日も1週間以上あとで、生理前の症状も特にありませんでした。出血はその日から翌日だけでしたが、「不正出血かもしれない……」という思いが脳内をめぐっていました。
不安は消えず…私がとった行動
一度不安になるとなかなか落ち着かず、スマホで「不正出血」と調べるとがんや重い病気かもしれないという情報が。デリケートな悩みなので、人に話すのも抵抗がありました。ただ、ちょうど結婚を間近に控えていた時期だったので、子宮に病気が見つかればパートナーにも打ち明けなければいけません。
そして「こんなことで受診してもいいのだろうか?」とは感じつつも、不安を取り除きたいと思った私は、レディースクリニックを受診することに決めました。
すると、受診したクリニックでは医師が丁寧に話を聞いてくれて……。
結果は問題なし! 受診して思ったこと
内診や細胞の検査をひと通り受けましたが、結果は異常なし。出血の理由を医師に聞くと「子宮の壁がつくられる過程で、一部がはがれたのではないか」と言われました。
その後は通常通りの周期通り生理がきて、今も問題なく過ごしています。「こんなことで……」と受診する際は思っていましたが、モヤモヤした気持ちのまま過ごすより、思い切って受診してみてよかったと思っています。
今はインターネットが普及したことで誰でもいろいろな情報を得ることができますが、自分の体の場合、すべて当てはまるとは限りません。ネットの情報は参考にしながらも、不安になった際は「こんなことで……」と思わず、専門家に相談するということが大事なのだと感じました。私の場合は、専門家に相談したことで、気持ちがとてもラクになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/柏あかり
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
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