「ん…？」新居でうたた寝→ある違和感で目を覚ますとソファにあるものが付着していて！？

 

 

結婚してすぐ、私は夫と2人で暮らす部屋の家具を買い揃えていました。

 

その日は、生理周期的に「もうそろそろ生理がくるかな」とは感じていたのですが、いつも感じる生理前の症状がなかったため、「まだ大丈夫そう」とナプキンをつけることなく、買い物に出かけました。

 

家具屋さんで、前から欲しいと思っていた体が埋まるくらいの大きいソファを購入することに。

 

帰宅してからさっそくソファに埋もれてみると、とっても快適！

 

新婚生活のウキウキ気分の中、2人で選んだソファということもあり、私は幸せな気分に。

 

そのままうたた寝してしまって……。

 

幸せな気分でうたた寝していたのですが、しばらくして腹痛で目が覚めました。

 

「やばい、生理がくるかも！」と思ったときにはもう遅くて……。ソファに経血がついてしまっていたのです。

 

買ったばかりのソファを汚してしまったショックと生理痛で気分は最悪。新しい下着を出し、ナプキンをつけて、汚れてしまった下着とクッションのカバーのシミを懸命に拭き取りました。

 

シミが少し跡になってしまって落ち込みましたが、夫が「大丈夫だよ」とやさしく声をかけてくれたことが、せめてもの救いでした。

「経血漏れの対策をしよう！」と意識していても、その時どきの体調の変化などで、予定していた日よりも生理が早くきてしまうこともあるのだなと実感。

 

生理がきそうだと少しでも感じたら、ナプキンをつけて準備しておくことの大切さを改めて感じたのでした。

 

 

経血漏れをすると、片付けはもちろん、漏らしてしまった自分への自己嫌悪などで気持ち的にも大変です。失敗してしまっても「そういうときもある！この失敗は自分だけじゃない！」と、明るい気持ちに切り替えて、できる限りの経血漏れ対策を頑張りつつ、気にしすぎることなく過ごしたいと思います。

 

著者／柴井旅子
イラスト／まっふ
監修／助産師 松田玲子