こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。海の野菜といわれる海藻。離乳食にも取り入れてみたい海藻ですが、赤ちゃんはいつから食べられるでしょうか?
海藻にはどんな栄養があるの?
日本は海に囲まれた島国です。海藻の種類は豊富といわれています。海藻には食物繊維やカルシウム、リン、亜鉛などのミネラルも含まれています。低カロリーで栄養豊富なので、ママにはダイエット食品として使えますね。
赤ちゃんが食べられる海藻とその時期
この海藻、赤ちゃんはいつ食べられるでしょうか。海藻は離乳食中期・後期ごろからがおすすめです。のり(青のり、あおさ、焼きのり)は5~6カ月ごろ(離乳食初期)から食べられます。
海藻を離乳食に使うときに気を付けること
海藻は赤ちゃんにとって、かみちぎりにくく飲み込みにくい食材です。そのため食べるときに気を付けてほしいことがあります。そのポイントは3つ。
・月齢の目安の大きさより小さく切る
・少量だけ使う
・トロトロに煮込む
ますは彩りに使う程度から始めてみましょう。
さらに、手軽に食べられる海藻の一つである「のり」は、かみちぎりにくく、のどに引っ付くことがあります。離乳食期に使う場合は、おかゆなどと一緒に煮込むといいですね。また、味付け海苔や韓国のり、海苔の佃煮などの加工・味付けされた海藻は、赤ちゃんには味が濃いので、できるだけ使わないほうがベターです。
食卓に、ひじきの黒色が少し入るだけで、彩りが豊かになります。離乳食に海藻も取り入れてみてくださいね。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
※参照元:ベビーカレンダー「きのこ・海藻類で赤ちゃんが食べられるもの」〈 https://baby-calendar.jp/baby-food-guide/16 〉