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【発達心理学の先生から聞いた話】生きる力は親子の絆で育まれる

親が子どもの行動を制限しない家庭が増えてきたといいます。親に不満を持たず、自立しない傾向になり、親も子離れできず「友だち親子」が多くなっているとか。また、子どもと関わっていくこと自体が子どもの発達の基礎になることを知り、私自身も「悩んだっていいんだ!」と思いました。たくさんの愛情をかけるほど、のちのち子どもがスムーズに親から離れていけるのだそうです。

 

地域の子育てイベントで、発達心理学の専門家の先生から「親子の絆」をテーマにしたお話を伺いました。とてもためになるお話で、改めてわが子との関係を見つめ直すきっかけになったのでお伝えします。子育てのヒントになれば幸いです。

 

親子が離れる時期が遅くなっている?

昨今、「親子が離れる時期が遅くなっている」のだそうです。ご家庭によってさまざまではありますが、親が子どもの行動を制限しない家庭が増えてきたといいます。親に不満を持たず、自立しない傾向になり、親も子離れできずに「友だち親子」になる家庭が多くなっているのだとか。

 

子どもが自立できるよう導いていくのが親の役目。「将来、こんな子に育ってほしいという思いを描いて、子育てをしてみましょう」というお話を聞き、「しつけ」についても改めて考えさせられました。

 

子どもの発達の基礎は「親子の絆」から

自我が芽生え始める1~3歳ごろって、子育てが最も難しい時期ですよね。現在、娘は3歳ですが、「イヤ!」と言い始めたら何を言っても話を聞いてくれません。そうなると私自身もイライラしてきます。

 

こうして毎日向き合っていくのが育児ですが、「子どもと関わっている時間で芽生えるのが『親子の絆』だ」と先生が言っていました。子どもと関わっていくこと自体が子どもの発達の基礎になることを知り、「悩んだっていいんだ!」と思いました。

 

たくさんの愛情をかけるほど、将来子どもは……

子どもは親がそばで見守ってくれているから、安心して新たなことに挑戦できるといいます。ママの姿が見えなくなって、泣いていた娘。声をかければ泣き止んだ、というように親との信頼関係が築かれているからこそ、距離感が取れることを教わりました。

 

そして、たくさんの愛情をかけるほど、のちのち子どもがスムーズに親から離れていけるのだそうです。どんなときでも、子どもと向き合うことを忘れたらいけないと思いました。

 

 

先生は、「育児で大変だなと思ったときこそ笑顔で!」と言っていましたが、実際には難しいこともあると思うんです。ときには自己嫌悪に陥ることがあってもいい。ただ、子どもを思いっきり甘えさてあげる時間は大切にしたいと感じています。(TEXT:ママライター田中由惟)

 

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