同居生活が始まってからも嫁姑トラブルはなく、隣人・文子さんとも良好な関係を築いていた雅美さん。
しかし、文子さんは夫が他界したことで、何もやる気が起きず食事もおろそかになっていたのか、いつの間にかガリガリにやせ細っていました。
雅美さんと義母は、文子さんを心配してサポートしようとしますが、文子さんには認知症の症状が現れ始めているのか、忽然と姿を消して河原で見つかったり、外出先で挨拶してもスルーされるなど、いつもと様子が違っています。
外で変なにおいがする!
再び姿を消してしまった文子さん。自分たちだけでの捜索に限界を感じた雅美さんと義母は、市役所に行き町内放送をしてもらうことにしました。
町内放送から数時間後、文子さんは無事に発見され2人はホッと胸を撫でおろしますが、明らかに認知症が進行している様子。
そんな文子さんを放ってはおけず、雅美さんと義母はその後もサポートをし続けますが、次第に雅美さんと義母のことも忘れるようになり、切なくなってしまいました。
そんなある日、娘の真子が「外が変なにおいがする!」と言い出します。匂いの正体はどうやら文子さんの家のよう。雅美さんが様子を見に行くと、文子さんの家の中はゴミ袋で溢れ、汚れた食器が溜まっており、悲惨な光景を状況になっていたのでした。
家の中のにおいが外にまで漂っているとなると、家の中は相当な悪臭のはず……。そんな環境の中で生活している文子さんの健康状態が心配ですね。悪臭は近隣トラブルの原因にもなるので、一刻も早く対処したいものです。
雅美さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:沢村さち子