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「やめて!触らないでぇ!」隣家のゴミ屋敷を片付けようとすると住人が号泣してしまい #隣人トラブル 6

「隣家のゴミ屋敷化は義母が戦犯!?」第6話。主人公の雅美さんは35歳の主婦。夫・大吾と小学1年生の娘・真子の家族3人でアパート暮らしをしていました。

ある日、義実家が古くなってきたからと、義母・幸恵から「二世帯で住める一軒家を建てて同居しよう」と提案されます。嫁姑トラブルのなかった雅美さんは快諾し、新生活が始まったのですが……。

同居生活が始まってからも嫁姑トラブルはなく、隣人・文子さんとも良好な関係を築いていた雅美さん。

 

夫を亡くした喪失感からか認知症の症状が出てきた文子さん。その症状は日々進行している様子でした。文子さんの家の中はゴミが山のように溢れかえり、異臭が充満。その異臭は家に留まらず外にまで漏れていました。

 

状況を義母に話すと、既に知っていて黙認していたことが判明。

隣家を片付ける提案に対し、義母は歯切れの悪い返事でしたが、義母と協力して隣家を片付けることにした雅美さん。しかし……。
 

「やめて!!触らないで!!」

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雅美さんと義母は、文子さんを外に誘い出しごはんを一緒に食べることに。文子さんは2人を認識していないものの、義母には心を開いている様子でした。


「おいしい」と言って全部食べ終えた直後、「おなかが空いたわ。ごはんにしましょう」と空腹を訴え、止める2人の声は届かず、なんと土を食べようとしたのです。

雅美さんが必死に止め、我に返った文子さんは地面にへたり込んでしまったのでした。


文子さんのことは義母に任せて片付けをしようと、隣家に戻った雅美さん。すると、気が動転した文子さんが大声を出しながら帰宅。


「やめて!触らないで!」 「私の宝物…捨てないで…」と泣き崩れてしまいました。


ゴミにしか見えないものが、文子さんにとっては大切な宝物。そう思うと捨てることができず、雅美さんと義母は退散しました。

 


ゴミを「宝物」という文子さん。こう言われてしまうと手のつけようがありません。

まずは本人の気持ちをしっかり聞いて、急ぎ過ぎず理解して促すことから始めないといけませんね。

 

作画:沢村さち子

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    著者プロファイル

    ライター雅美

    義父母と二世帯住宅で同居を始めた主人公・雅美。隣人の文子は主人公たちに良くしてくれたが、夫の死をきっかけに認知症が加速する。文子の家は、次第にゴミ屋敷化していってーー

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