同居生活が始まってからも嫁姑トラブルはなく、隣人・文子さんとも良好な関係を築いていた雅美さん。
夫を亡くした喪失感から認知症を発症した文子さん。家の中はゴミや洗っていない食器で溢れかえり、異臭が充満していました。雅美さんと義母はどうにか片付けようとしますが、文子さんは「私の宝物、捨てないでぇ!」と泣き叫びます。
雅美さんたちは自分たちだけで片付けることは難しいと判断し、市役所に相談することにしました。
懲りずに隣人と関わり続ける義母
雅美さんは市役所に相談し、役所の職員が直接来てくれることに。あまりの惨状に驚愕し、すぐに業者を手配すると職員が告げますが、文子さんは断固拒否。
後日、「本人の同意なしでは……」と、市役所で報告を受けた雅美さんは半ば諦めた状態でした。
しかし、義母はその後も毎日のように隣家に通い続け、その甲斐あって文子さんは義母に心を開いている様子でした。
「文子さんが穏やかになるのはうれしいけど、ゴミのことを解決しないと……」と悩みは解消されないまま。
いくら文子さんのためとはいえ、異臭のする空間に通うのは相当の覚悟が必要なはずです。しかし、義母はゴミの話になると動揺し話をはぐらかしているように見えます。
文子さんのタイミングを見計らっているのか、それ以外の理由があるのか……。義母が文子さんと何を話して、どう過ごしているのか知りたいものですね。
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作画:沢村さち子