同居生活が始まってからも嫁姑トラブルはなく、隣人・文子さんとも良好な関係を築いていた雅美さん。
文子さんは認知症を発症し、家中ゴミで溢れかえり異臭が充満。雅美さんはどうにか片付けようとしますが、ゴミを「宝物」と言っている文子さんにお手上げ状態。
しかし、義母は懲りずに毎日文子さん宅に通い続けていました。
ある日、「汚い! 触るんじゃないよ!」と、文子さんの怒鳴る声が外から聞こえてきて……!?
隣家との関わり方について家族会議
文子さんのゴミはついに家の外にま溢れ出てしまっており、それを触ろうとした娘・真子が怒鳴られて泣いてしまいました。
「これ以上深く関わると、トラブルに巻き込まれるかもしれない……」
そう思った雅美さんは、その日の夜に家族で話し合うことに。
夫は雅美さんと同意見でしたが、義母だけは断固として反対。
そんな義母の服には隣家の異臭が染みつき取れなくなってきていました。しかし、「においなんてどうでもいい!」と義母は逆上。
結局、義母は変わらず隣家へ通い続けるのでした。
雅美さんは文子さんと距離を置き、義母を見守りながら日々を送っていましたが、だんだんとゴミの臭いが気になり、様子を見に行くことにしました。
すると文子さんの家のゴミは前よりも増えており、雅美さんの家にあった不用品が捨てられていたのです!
雅美さんと夫・大吾はその夜、義母に話を聞くことに。
義母は「文子さんが物に囲まれると安心するって言ってたの」と理由を説明し、泣いて謝ります。
ここにきて義母が隣家のゴミ屋敷化に加担していたことが発覚してしまいました。いくら文子さんがモノに囲まれることを望んでいるからと言って、自宅の不用品を隣家に持ち込むのは非常識ですよね。それではいつまで経っても隣家のゴミは増えるばかりです。隣人としてどう対応すべきなのか、悩ましいですね。
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作画:沢村さち子