そんな中おこなわれた、授業参観と学級懇談会。
学級懇談会では他の保護者から「宿題が少なすぎて、市販のテキストをやっている」という話が出て、周囲の保護者も同意見の様子。バタバタな毎日を過ごしながら、タクくんに無理やり宿題をさせている、いつもギリギリな自身と比較して、もっつんさんは劣等感を抱いてしまいます。
その後、少し担任の先生と話をし、「お母さんは何も悪くないですよ」とあたたかい言葉をかけてもらいました。そして、先生から「よかったら」と、スクールカウンセラーの案内が掲載されたプリントを渡されたもっつんさん。
一度スクールカウンセラーに相談してみようと思い、申し込むことに。
いや、キャラ濃すぎ…!!
スクールカウンセラーは、髪の毛はボサボサで、ニコニコ、ホワホワしている花雲先生。臨床心理士として、非常勤大学教授もしているとのことでした。
医師ではないので治療はできないものの、もっつんさんとタクくんが安心して学校生活が送れるようにサポートしてくれると話します。
小学校で本格的なカウンセリングを受けられるのはありがたいですね! やさしそうな先生ならなおさら、ひとりで抱えていた悩みも打ち明けられそうです。
小学校の先生や学童の先生、スクールカウンセラーの先生など、いろいろな人に関わってもらうことで、タクくんが学校で過ごしやすくなり、もっつんさんの気持ちが少しでもラクになることを祈るばかりです。
-
前の話を読む20話
「そうだ!よかったら…」帰り際、担任の先生に呼び止められ渡されたものとは!? #支援級に移籍するまで 20
-
次の話を読む22話
「絶対、良い方向に進みます」心強いカウンセラー!母を安堵させた言葉とは…!? #支援級に移籍するまで 22
-
最初から読む1話
「うちの子って、補助の先生つくの!?」聞いてない…入学式で先生に手を引かれて入場した息子 #支援級に移籍するまで 1