ナンバさんによると、エェコさんのお父さんが年金と企業年金を受け取った場合、地域で定められている生活保護の水準よりも若干オーバーしてしまうのだとか。そのため、次に生活保護の相談に行った際に「生活保護、受理されそうですか?」と強めに聞くようにアドバイスされました。
お父さんがリハビリ院を退院した後のことも考えなければならず、そのためには早急に生活保護に決着をつけなければなりませんでした。もし何も決まらないままお父さんが退院してしまったとき、エェコさんは苦渋の決断をしなければならなかったのです。
もし父の行き先がなかったら…
この日は主治医の先生と父の今後について話し合うためにリハビリ院へと向かいました。先生と面談する前にナンバさんとも話をしたのですが、生活保護の申請に暗雲が……。
これまで父のお金で賄いきれない部分を私の貯金から支払っていました。私がある程度お金を払うのは今後も同じですが、生活保護費があるのとないのでは大違い!
しかも父は独居ができないと言われているので、施設へ入居できなければ私と一緒に暮らさなければなりません。
しかし、わが家は階段もあり父が住むのには向いていない家でした。その上、小学生の子どもたちや夫もいるので父との同居は現実的ではありませんでした。
父の行き先がなかったら……離婚するしかないと正直思っていました。離婚も夫や子どもたちに迷惑をかける選択ですが、どちらが最善なのかを考えると離婚するべきだと思わずにはいられませんでした。
ナンバさんが見つけてくれた施設も、提示している条件だとなかなか見つからず……。それに加えて「必ず入居できる!」というわけではないので、にっちもさっちも行かない状態でした。
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子どもたちと離れることは寂しいけれど、生活のためには離婚も考えなければいけないほど追い詰められていたエェコさん。母親として、娘としてどんな選択をすることが正解なのか……悩ましい問題ですよね。
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