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2カ月で3回も発症! 繰り返すぎっくり腰を改善するためにしたことは【体験談】

初めてぎっくり腰になったとき「ぎっくり腰は繰り返すから気を付けたほうが良い」と言われました。しかし、自分なりに気を付けているのに2、3年に1度のペースで繰り返すように。次第に、あまりにも短期間に再発するようになってきたため、ぎっくり腰を根本から改善することを目指すことにした私の体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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繰り返すぎっくり腰

初めてぎっくり腰になったのは長女が生まれて間もないころ。長女を抱っこしたときに激痛が走り、数日寝込むことに。あまりにも痛くて動けなかったため、母の勧めで鍼灸院(しんきゅういん)ではり治療をしてもらいました。

 

以来、重い物を持ったときや無理な体勢で物を拾ったとき、何の気なしに服を1枚ひょいっと持ち上げたときなど、2、3年に1回のペースでぎっくり腰を繰り返しては、はりや整体、接骨院のお世話になっていました。

 

物を持つときは膝を曲げてしゃがんでから持つようにしたり、朝起き上がるとき横を向いてから手を着いて起き上がるようにしたりと、日常生活の中でもぎっくり腰にならないように注意をするようになりました。

 

しかしそれでも5年ほど前からは、毎年寒くなるころに必ずぎっくり腰を発症。接骨院では「毎年この時期に来るよね」と言われていました。

 

2カ月で3回もぎっくり腰に

接骨院イメージ

 

去年は寒くなってもぎっくり腰にならずに済み、ホッとしていた3月のある朝。お弁当を作ろうと前かがみになった拍子にぎっくり腰に。腰に痛みはあるものの動くことができたため、特に何もしませんでしたが2日ほどで良くなりました。

 

ところがその2日後、今度は布団から起き上がったときにまたしてもぎっくり腰に。歩けはするものの腰だけでなく股関節も痛み、前かがみになったりしゃがんだりすることができず、これはまずいといつもお世話になっている接骨院へ行きました。

 

超音波検査では骨に異常はなし。数回通院し、腰の痛みが少しずつ良くなりましたが、股関節の痛みがなかなか取れず、痛みが取れるまで3週間ほど通院しました。そして通院終了から1週間ほどたったころ、ちょっと重い物を持ったときに今シーズン3度目のぎっくり腰に。

 

さすがに2カ月で3回もなるのはおかしいのでは? と思い、今度ははり治療をすることにしました。以前通っていた鍼灸院が閉院していたため、新たに探したこところ、近くにはり・きゅう治療もおこなっている接骨院があったので行ってみることにしました。

 

 

はり・きゅう治療に保険が使える?

はり・きゅう治療イメージ

 

接骨院では、最初に体の硬さやバランスなどをチェックしてくれました。私の場合は加齢や運動不足による筋肉の低下に加え、仕事で1日中座りっぱなしでいることで腰や股関節、おしりの筋肉がものすごく硬くなっていることがぎっくり腰の原因と思われるとのこと。筋肉が柔らかくなればぎっくり腰を繰り返すことがなくなるとのことでした。

 

はり・きゅう治療で痛みがなくなれば良いなと軽い気持ちできたのに、痛みの原因や改善方法まで提案されてビックリ。ですがこれは良い機会だと思い、治療プランを立ててもらうことにしました。

 

筋肉の硬さを改善するために、はり・きゅう治療を取り入れたプランの説明を受けているとき、驚きの事実を知りました。ぎっくり腰のはり・きゅう治療は内科で治療の同意書を書いてもらえば6カ月間保険適用になると教えてもらい、またビックリ。はり・きゅう治療は保険が使えず、高いものだと思い込んでいたのでうれしい驚きでした。

 

後日、内科で同意書を書いてもらい、はり・きゅう治療が保険適用となり治療がスタート。治療で痛みを取るのと並行して、自宅でのストレッチも始めました。

 

まとめ

今までは、ぎっくり腰になったらその都度治療し、痛みがなくなればそれで良いと思っていました。今回、短期間に繰り返しぎっくり腰になったことでその考えを改め、はり・きゅうやストレッチを取り入れ、ぎっくり腰の原因を根本から改善しようと決意。始めてまだ1カ月ですが、腰の痛みも良くなり、ガッチガチだった腰や股関節周り、おしりの筋肉がほぐれてきたおかげか、股関節の可動域が広くなってきたように感じています。

 

歩き過ぎたときや同じ体勢で長時間いるときなどに、まだ腰や股関節が痛むことはあります。引き続きしっかり通院し、ぎっくり腰になる原因を根本から改善していきたいです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:谷 海

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