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「なんで無視してるんだ!」不器用な私のせいでクラスの子が怒られる #癇癪持ちの気持ち 14

【癇癪持ちの気持ち 第14話】幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学3年生になったすみかさん。音楽の授業中に「もっと大きな声で〜」と先生に言われ、その注意が「もっと!もっと!」と責められているように感じます。音楽のある日は学校に足が向かず、週1回は休むように。朝起きて「今日は休みたい……」とお母さんに伝えると、「行きなさい!」と怒られることもしばしば。ですが、なんとか休めるよう考えながら生活する日々を送っていました。

音楽の授業と同じように苦手意識をもっていたのが体育。うまく動けずにいると、同じチームになったSくんから「やる気あるの?」と言われてしまいました。やっていないと思われないように、バスケはボールを追いかけて走っているフリをする……など独自ルールを考案します。マイルールをクリアできるか!?ゲームをしている感覚で参加すると体育の授業がちょっぴり楽しくなりました。ですが、日々の些細な事で悩んでしまい……。

 

自分らしく振る舞えず、些細な事が気になる 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校にいるときのすみかさんは常に緊張状態。給食の時間は、きれいに食べなきゃ!といつもに増して神経質に。大きなおかずをひと口で食べるのが恥ずかしいからと箸で切ろうとしたところ、力を入れすぎたのか箸が折れてしまいました。先生は困っている様子のすみかさんを見て、「困っている子がいるのに、なんで無視してるんだ!」とクラスの子を叱ります。私のせいでみんなが怒られてまた嫌われてしまう……しかも「ごめんね」って言えない。学校にいるときは思うように話せず、家での自分と比べて悩みます。 

 

また別の日。すみかさんが消しゴムを拾おうとかがんだとき、Aくんの動かした椅子にぶつかって鼻血が出てしまいました。Aくんはすみかさんに謝り、先生にもすぐ報告したことで怒られず、ほっとしたすみかさん。これをきっかけにAくんとは少し仲良くなり、Aくんの前なら笑えるようになりました。 

 

家の顔と外の顔。意識せずも使い分けている人が多いと思いますが、すみかさんの場合はそのギャップが大きく、自身も戸惑っているようです。そんななか、Aくんとは緊張せず話せるように。これをきっかけに、学校でのすみかさんの言動が変わるかも!?人生の転機って些細な事だったりしますよね。すみかさんの学校生活も過ごしやすくなるといいですね。  

 

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    マンガ家・イラストレーターすみか

    自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。

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