妊娠検査薬の陽性を確認し、あゆみまるさんは上司に妊娠を報告しました。上司への妊娠報告は3回目。過去2回の流産を知っている上司は、あゆみまるさんの体のことを考え、仕事を休むよう言うのでした。
最初の妊娠は悲しい結果に…
1年半前のことを思い返すあゆみまるさん。これが最初の妊娠でした。
当時、婦人科を受診した際には、赤ちゃんが入る袋、胎嚢が見えたものの、その後、一向に赤ちゃんの姿が見えませんでした。
数週間の間でも母親になった喜びを噛み締めていたあゆみまるさんでしたが、産科を受診した際、残念ながら流産が確定しました。
不安なまま次の健診を待つことが多い妊婦さん。あゆみまるさんも、不安な日々を過ごしたことでしょう。心配なことがあるとついスマホで検索をし、一喜一憂してしまいますが、多くの場合スマホで検索しても求める答えは得られません。
もし、あゆみまるさんのように不安な日々を送ることになったとしても、スマホは閉じて、できるだけ穏やかに過ごしてほしいと願います。
監修/助産師 松田玲子