ある日家を飛び出し、ホームレスの家へ逃げ込んだハルさん。ハルさんが家から逃げ出した理由は……?
あんなに幸せだったのに…もろくも崩れ去った日常
ハルさんの父親は「また連絡する」と言い残し、ハルさんと母親の元を去っていきました。「しばらく会えない」と言われたハルさんでしたが、子どもながらに父親とはもう会えないんだということを悟ります。
父親に会えないという事実だけでも悲しかったハルさんですが、追い打ちをかけるように、今度は母親の様子がおかしくなり始め、だんだんとハルさんに依存し始めるようになります。
そして遂には、ハルさんが興味・関心を抱く人や物にまで嫉妬心を抱くようになってしまいました。
それまで当たり前のように一緒にいた家族が急にいなくなってしまうと、その分ショックも大きいですよね。両親の間で何か事情があったにせよ、ハルさんも母親もかなりのショックだったのではないでしょうか。
母親の様子がおかしくなったのも、そんなショックな気持ちが大きすぎたからなのかもしれませんね。
しかし、ハルさんが母親のことを気遣い、行き過ぎた行動を受け止めていたのもむなしく、母親の行動は日に日にエスカレートする一方……。一体ハルさんはどうすればよかったのでしょうか。みなさんだったら、こんなときどうやって母親を支えたらいいと思いますか?