寂しくないの?
私と彼は大学のサークルで知り合いました。学部が同じであることをきっかけに仲良くなり、付き合うように。通っていたキャンパスの場所も同じで、それぞれがひとり暮らしをしていたため、自由にお互いの家を行き来できました。
一方で私たちは理系の学部生であったため、実験や課題なども多く、お互いに忙しくて会えない時期が続くことも。しかし、彼はもともと精神的に自立している人で、私と会えない時間が続いても、寂しいと感じることはほぼないようでした。
付き合いたてのタイミングで、私が「異性の友だちと2人きりで会いたい」と話しても、彼は少しも嫉妬や束縛をするそぶりを見せませんでした。
彼との結婚を考えてみると…
私自身は嫉妬こそしないものの、少しでも彼に会えないと寂しく感じ、遠距離恋愛など考えるだけで耐えられません。そのため、少しも寂しがらず嫉妬や束縛をしない彼に対し「本当に私のことが好きなのかな?」と不安に思い、私は彼の態度に不満を持っていました。
しかし、彼との交際が長く続いて結婚を意識するようになると、私の考えに変化が。結婚相手として見たとき、精神的に自立していて嫉妬も束縛もしない彼は、非常にありがたい存在だと気が付いたのです。
信頼してくれる彼
私には異性の友人がたくさんいて、2人きりで遊びに行く機会もあります。もし彼が嫉妬や束縛をする性格だったら、私は異性との交友関係を解消するか、私と彼がケンカするかのどちらかになり、お互いがストレスをためることになっていたのではないかと考えたのです。
私は友人たちとの交友関係も非常に大切にしています。そのため、嫉妬や束縛をせず、私を信頼して送り出してくれる彼は、これから先一緒にいるパートナーとしてとても魅力的だと思いました。
そして私は、彼の性格が結婚相手に最適と思うようになってから、私の中で「この人と結婚したい」という気持ちがさらに強まりました。
それから数年後、私たちは結婚しました。結婚してからも、私は異性の友人と2人きりで外出することがありますが、夫は嫌な顔を一切見せません。私の交友関係を信じて見守ってくれる夫にとても感謝しています。
著者/百田
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