なんで結花が…?
周りが結婚する中、寂しさを感じるタイミングが増えていった主人公。
そんなある日、黒猫に出会います。主人公は黒猫を家に連れて帰り「ラッキー」と名付けて、一緒に住むことにしました。
ラッキーを飼い始めてから、主人公の元には小さな幸運が訪れます。
そんなある日、主人公が「何かいい出会いがあれば……」と願うと、その翌日男性と運命的な出会いが。
男性は同じ会社の別の部署で働いている、堀内でした。
話をしていくうちに、意気投合。独身仲間の同僚・結花に話すと祝福してくれました。
その後、堀内と結花と3人で食事をするように。また同時期には、堀内のだらしなさが主人公の目につくようになります……。
主人公が「ひとりの時間がほしい……」と思うようになると、堀内も主人公の家に訪れなくなりました。
彼氏ができてからというもの、不安も出てきた主人公。
そんなとき、実母から電話がきます。
話の内容は「結婚」のことを聞きたいようでしたが、主人公は話をはぐらかしました。
主人公自身も彼氏が結婚の意志があるのかを聞けない日が続いており、ある日覚悟を決めて、「結婚」について聞いてみることに。
すると、彼氏からは「特に考えてない」という返事のみ。
彼氏に結婚願望がないとわかってから、主人公の悩みも増えていきました。
そんなある日の夜。彼氏から深刻な声色で電話がかかってきます。
突然家に行くと言われ、慌てる主人公ですがドアを開けるとそこには、彼氏と同僚の・結花がいました。状況が整理できない主人公。
すると、彼氏と結花はいきなり土下座。彼氏からは「結花が妊娠した」と告げられました。あまりのショックに呆然の立ち尽くす主人公ですが、彼氏からは「責任を取って、結花と結婚するよ」と言われます。
そして、彼氏と友人を一気に失った主人公は、再び黒猫・ラッキーと2人の生活に戻ったのでした。
彼氏と友人の裏切り。突然のことで、主人公はどれだけ傷ついたでしょう。妊娠した浮気相手に責任を取るという行為自体は、責任感のある行動ですが、主人公にしたことは誉められたことではありません。主人公にはもっと大切にしてくれる人と出会いがあることを願いたいですね。
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作画:たなみ