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「えっ怒られる…」通行人の視線にドキッ!怖そうな中年女性のまさかの反応とは?

娘が1歳のころ、保育園の入園とともに私は小学校での給食調理のパートを始めました。入園して2週間経ったころから娘の行き渋りが始まり、慣れない調理の仕事も重なり私は毎日てんてこまい……。大泣きする娘の対応に追われ、パートに遅刻しそうになっていたある朝、忘れられない人物に出会うのです。

 

娘の登園渋りに心が折れそう…

「もう限界…」保育園を行き渋る娘と疲弊した私の前に現れた救世主とは?

 

「もう限界…」保育園を行き渋る娘と疲弊した私の前に現れた救世主とは?

 

 

 

「もう限界…」保育園を行き渋る娘と疲弊した私の前に現れた救世主とは?

 

毎朝大泣きする娘をなだめながら登園準備をし、保育園まで抱きかかえて送り届ける私。その日は、いつも以上にぐずるので、パートに遅刻しそうな時間になっていました。保育園に向かっている途中、心の余裕がなくなった私はだんだん涙が出てきます。

 

そのとき、ウォーキング中の60代くらいの中年女性が道の向こうからやってきました。髪はくるくるパーマで首には黄色いタオル、「極真空手」と書かれたビビッドピンクのTシャツを着た、とても個性的な印象です。私は「うるさいって怒られてしまうかも……」と、とっさに身構えます。すると、女性は「髪がくるくる! おばちゃんと一緒だね」と娘の天然パーマを見てひと言! さらに私へ「毎日大変よね。無理はしちゃだめよ!」と励ましの言葉までかけてくれたのです。私は疲弊していた心がだんだんと軽くなっていくのを実感しました。「ありがとうございます……!」とお礼を言い、怒られるかも……と思ったことを反省。無事、娘を保育園に送り届け、パートにもなんとか遅刻せずに到着して、すぐに気持ちを切り替えて調理に集中できました。

 

その後、娘の激しい行き渋りは次第になくなっていき、今では登園準備中に私を急かすほどです。私もいつか、元気がなさそうな人に出会ったら、パワーを分け与えられる人になりたいと思った出来事でした。

 

 

作画/Pappayappa


著者:桐谷さゆみ

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