マンションの敷地内をかえでと一緒に歩いていたかえでのお母さん。何となく周囲の視線を感じます。その後、回覧板を渡しに行ったところ、「何の用?てっきり殴られるかと思った!」と身に覚えのないことを言われました。訳がわからず理由を聞いてみると、雨宮さんの奥さんを殴ったと噂になっているとのこと。もちろん身に覚えはありません。かえでのお母さんが殴ったという雨宮さんというのは……。
ご近所さんは噂を信じ、味方がいない……
雨宮さんというのは、雪ちゃんのママーー。なぜ?と思いながら、「そんなことしてません!!」と話すも信じてもらえず。マンション内を歩いていたときに感じた視線の理由はこれだったのか!と気が付きます。これまでご近所付き合いをしっかりしてきたのに、なんでそんな嘘を簡単に信じるのか……など、いろいろ考えて頭が混乱。
そんなとき、雪ちゃんのママにばったり。「私が雨宮さんちに殴り込んだって噂が回っているんだけど……」と話すと、「今は話しかけないで。変な噂を流されたくないので」と冷たい返事が返ってきました。
状況を知っていて否定をしないということは……、噂の出所は雪ちゃんママだと確信。ただ、この状況で自分のことを信じてくれる人はいるのか。事態を好転させようとかえでのお母さんは考えます。
マンション中にありもしない噂を流されたとき、これまで通りの生活を送るのが難しくなりますよね。子どもの前では毅然と構えたいですが、子どもによっては状況の変化に気づくことも。できるだけ早く無実を証明し、心の平穏を取り戻したいですね。