配慮のない夫と笑顔で嫌味を言う義母
おなかを壊した私は、夫に調子が悪いと訴えました。夫は「明日は義実家に行く日なのだから早く治してくれよ!」とだけ言い、心配してくれる様子は皆無。翌日、おかゆ以外のものを食べるとおなかを壊してしまうので、体調が戻らないと話しましたが、夫は「熱はないから大丈夫だろ!!」と言い、予定どおり義実家へ……。
夫の強引さに対し意見する元気もないくらい私は弱っていました。日ごろから義母と私の折り合いは悪く、会うと何かしらのトラブルが起きるのでこの日も不安でした。
義実家に着くと洋菓子が用意されていました。私が食べずにいると、義母からなぜ食べないのか聞かれ、私は「今はおかゆ以外のものを食べるとおなかを壊してしまう」と正直に話しました。すると、義母は「こちらとしては、トイレからずっと出てこなくていいのよ?」 と笑顔で言ったのです。
夫が義実家へ帰省した理由
私は苦笑いでその場を流しました。そばにいた夫は「胃腸炎にかかってるらしいよ」と義母に報告。義母は「あらー! 残念! 今日はいいお肉が手に入ったから、すき焼きよ! 食べられないなんてかわいそうねー!!」となぜか笑顔で話してきます。心配をしている様子はありません。そして……、夫が義実家にどうしても行きたがったのは、すき焼きが目的だったと判明しました。
私の不調が回復後、すき焼きを目的に義実家行きを強行させたことについて話し合い、夫は反省し今後は同じことはしないと約束してくれました。義母へも、不調の嫁に対しての言葉は選ぶようにと夫から話してくれるそうです。今回の義母の態度は珍しいことではなく、今後も変わらない気がします。ですが、地道に伝えていくことで変わることを期待し、いつか良い関係が築けるよう諦めずにやっていこうと思っています。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
イラスト/ふくふく
著者:神崎 ハナ
2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。