ある日つくさんは、息子から「Nくんと一緒に遊んだ」と報告を受けました。「Nくんと遊んだの!?」と驚くつくさんに、ふたりで楽しく遊んだ様子を話す息子。
Nくんのママとは微妙な関係性ではあるものの、「子ども同士仲良くしてくれてうれしいな」と、つくさんはほほ笑ましく思っていましたが……。
息子と遊んでいたお友だちの歯が…!?
Nくんとすっかり打ち解けた息子。ふたりでよく遊ぶようになっていました。
つくさんは、「私ももう一度、Nくんのママに声をかけてみようかなぁ……」と、あいさつをしても冷たい反応のNくんのママのことを考えていました。すると……。
「お母さん! Nくんが……!」
慌てた様子で帰ってきた息子。
「Nくんが公園で転んで……歯が……!」
息子の言葉に青ざめるつくさん。
息子いわく、公園で転んだNくんは歯を折ってしまい、息子が急いでNくんのママを呼びにいったそう。
急いでNくん宅を訪ねた息子は、「Nくんが公園で転んで……!」とNくんのママに転倒事故のことを報告。そして、Nくんのママを公園へ連れて行き、帰ってきたようです。
お母さんが公園へ駆けつけたと聞き、安心するつくさん。しかし、気になることがひとつありました。
「ところでNくんはなんで転んじゃったの? ふたりでケンカになっちゃったとか?」
心配するつくさんですが、「Nくんがひとりで走っていたところ転んでしまった」と話す息子。
「そっかぁ……ケンカとかじゃなくてよかった」
つくさんはひと安心するのでした。
息子と遊んでいたお友だちの事故に、「ケンカでもしちゃった!?」と心配したつくさん。転倒して歯が折れてしまったことの心配に加え、「わが子が何かしてしまったのでは!?」と気が気ではありませんでした。
今回はNくんがひとりで転んでしまったことによる事故でしたが、子ども同士のケンカや、それによるちょっとしたケガはよくあることなのではないでしょうか。
子ども同士がケンカした場合の対応は、家庭によってさまざま。皆さんはもし、わが子がお友だちとケンカして、相手にケガを負わせてしまった場合、どうしますか?