ある日、ふたりが公園で遊んでいたとき、転んだ拍子に歯を折ってしまったNくん。息子は急いでNくんのママを呼びに行き、帰宅後、つくさんに公園での出来事を報告しました。
Nくんが心配になり、Nくんの家へ足を運ぶことにしたつくさん。息子と遊んでいた際の事故のため、「もし難癖つけられたらどうしよう」と不安もある中、Nくんのママと顔を合わせました。
Nくんを気遣う言葉をかけると、「わざわざ来てくれて、ありがとうございます……!」と、つくさんの予想とは裏腹に、申し訳なさそうに深く頭を下げるNくんのママ。
折れた歯は、抜けかけていた乳歯だったそうで、つくさんが安心していると……。
冷たい反応だった原因は…!?
「それより……息子さんがわざわざ家まで呼びに来てくれて、とてもありがたかったです」。
ニコッとほほ笑むNくんのママ。
「Nくんのママが笑ったところ、初めて見た……。今まで勝手に冷たいイメージを持っていてごめんなさい……」と、心の中で謝るつくさん。
Nくんのママは、お友だち作りが苦手なNくんを心配していたそう。
「だけど、息子さんがお友だちになってくれて、本当によかった……」
Nくんのママの話を聞き、「学童で冷たい雰囲気だったのは、心配と不安のせいだったのかな……」と感じたつくさん。
それから、Nくんのママとは“ママ友”になりました。
そして、お友だちが転んでしまったとき、とっさにお友だちの家に連絡した息子に、つくさんは感心していました。まだまだ心配することも多いですが、「私がもっと、息子を信じてあげなきゃ」と、つくさんにとっても気づきのある出来事となりました。
思わぬハプニングにより、息子の成長を感じたつくさん。ついつい心配になり手を差し伸べてしまいがちですが、子どもは親が思っている以上に成長していたり、できることが増えていたりするのかもしれませんね。
つくさんが気づきを得たように、「子どもを信じて見守る姿勢」が、子どもが成長するきっかけの一つになるのかもしれません。