入部したのは
私は泳ぐことが大好きで、大人になった今でもたまにプールに行き、泳ぐほど。そんな私が高校生になったとき、選んだ部活は水泳部。小学校や中学校でも水泳部に入っていましたが、そのときは夏の大会前だけの期間限定の活動のみ。そのため、夏だけでなく、1年中水泳部でいられるのが楽しみでなりませんでした。
先輩に言われたひと言
部活に入ると、先輩たちはやさしく、いろいろなことを教えてくれました。その中の1つに、学校のプールには夏の期間しか入れないことから、「生理で1週間プールに入れないのはもったいないので、生理中は可能ならばタンポンを使ってほしい」ということがありました。
私はこのときまで生理用品と言ったら生理用ナプキンしか使用したことがなく、生理期間の水泳はいつもお休みしていました。生理期間は、生理の憂うつさとプールに入れない残念さでとてもブルーな気持ちになっていた私。そもそも、タンポンを使うという考えがなかったので、とても新鮮でした。
タンポンにしてからは
最初の数本こそ失敗しましたが、使い方自体は思っていた以上に簡単で、タンポンにもすぐに慣れることができました。生理期間にプールに入れないことを残念に思うこともなくなり、「何でもっと早くから使っていなかったのか」と後悔したほどです。
その後、水泳部を引退してからも、生理時の私のお供はしばらくはタンポン。しかし、取り替えなどは生理用ナプキンのほうがラクだと感じたため、自然と生理用ナプキンに戻っていきました。
大人になった今は、生理用ナプキンを使っています。ただ、タンポンの便利さ、手軽さも知っているので、激しい運動をするときなどに使えるように、自宅にはストックしています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/さとうみく
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!